手洗いより水道代も光熱費も節約できる方法とは?

食洗機があれば家事の負担が減らし、食器洗いの時間を他のことに使えます。タイムパフォーマンスを上げる、時間に投資する家電と言えます。

ドドド家では時短だけでなく、節約のためにも食洗機を活用しています。

賃貸物件でビルトイン食洗機はないため、据置型の食洗機を設置しました。

PanasonicのNP-TH4という機種で、手洗いよりも節水できて光熱費も抑えられるそうです。

日本電気工業会自主基準に基づいて、食器40点と小物20点を洗うのに要する費用がこちらです。

手洗いの場合

  • ガス代 約28.4円 約0.17㎥
  • 水道代 約19.6円 約75L(湯)
  • 洗剤代 約4.9円 約9.6mL

食洗機の場合

  • 電気代 約23.9円 約770Wh
  • 水道代 約2.9円 約11L
  • 洗剤代 約3.6円 約5g

朝と夜、1日2回使うと手洗いなら約38,600円かかるところを、食洗機なら約22,200円に抑えられることになります。

1回の食器洗いに75Lも水を使っている気はしませんが、手洗いだと泡立てた洗剤で洗うため、すすぎに意外と水を消費しているようです。

食洗機は手洗いよりも高濃度の洗剤を使って、少ない水で効率的に洗えるため節約になるそうです。

ドドド家では乾燥機能は使わずに、食洗機の扉を開いて自然乾燥させているので電気代がさらに抑えられていると思います。手洗いの時にも水切りかごで自然乾燥できていましたし、洗濯物と違って急いで乾燥させなければならない事態もそうないので。

洗濯機や掃除機などの白物家電は便利と引き換えに、手作業よりもお金がかかるものというイメージがありましたが、食洗機に関しては当てはまらないようです。

食洗機を効率よく使うには、食器との相性が重要です。

説明書の写真ではきっかり40点が収まっていますが、自宅の食器も食洗機対応かつきれいに収納できるものにしなければなりません。

特に難しかったのが、汁椀とお鍋です。

汁椀

食洗機対応の漆器を開発した漆琳堂のRIN&CO.が出している椀S(R-03)は、高台がなく食洗機にセットしやすいです。100均などにも食洗機対応で漆器風のプラスチック椀はありますが、質感が段違いです。

鍋・フライパン

直径26cmまでなら収納できます。サーモスの取っ手のとれるシリーズは食洗機対応で、一番大きなフライパンが26cmというセットがあります。ティファールなども食洗機対応のものがありますが、サーモスは日本の家庭料理向けに深めの鍋が多いので使い勝手でも優っています。