定期券の有効日数を最も長くする方法は?

定期券の有効期限には2つのルールがあります。

  • 有効最終月の開始日と同じ日の1日前まで
  • 有効期間の開始日が1日の場合は月末まで

有効期間の開始日が○月1日の場合は、1ヶ月定期ならその月の月末まで、3ヶ月定期なら3ヶ月後の月末までという具合に決まります。つまり1月なら31日間、2月なら28日間(閏年は29日間)と、月の日数によって有効日数も変わります。

有効期間の開始日が◯月1日以外の場合、例えば開始日が15日の場合は、1ヶ月定期なら翌月14日(15日の1日前)、3ヶ月定期なら3ヶ月後の14日という具合に決まります。

1ヶ月定期の場合は、1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月のように31日まである月の途中に開始すれば31日分ありますが、4月・6月・9月・11月のように30日しかない月の途中に開始すれば30日分、2月に開始すれば28日分しか有効日数がないことになります。同じ値段の定期券で、最大3日も利用できる日数に差ができてしまうのです。

ちなみに1月は30日や31日を開始日にした場合、翌月の2月が28日までしかないので開始日と同じ日の1日前となる2月29日や2月30日が存在せず、2月28日が有効期限になってしまいます。

定期券の最も得する購入方法

1ヶ月定期

  • 1月・3月・5月・7月・8月・10月・12月は、開始日を1日にする(31日間)
  • 2月は、開始日を1月29日にする(31日間)
  • 4月・6月・9月・11月は、開始日を前月の31日にする(31日間)

3ヶ月定期

  • 3月・5月・6月・7月・8月・10月・11月は、開始日を1日にする(92日間)
  • 4月・9月は、開始日を前月の31日にする(92日間)
  • 12月は、開始日を11月29日にする(92日間)
  • 1月は、開始日を1日にする(90日間)
  • 2月は、開始日を1月31日にする(90日間)

6ヶ月定期

  • 3月・5月・7月・8月は、開始日を1日にする(184日間)
  • 4月・6月は、開始日を前月の31日にする(184日間)
  • 9月は、開始日を8月29日にする(184日間)
  • 10月・12月は、開始日を1日にする(182日間)
  • 1月・11月は、開始日を前月の31日にする(182日間)
  • 2月は、開始日を1日にする(181日間)

8月29日から2月28日と、3月1日から8月31日の定期券を購入すれば、12ヶ月分の定期代で有効日数が368日間(365日+3日)になります。